走り屋の副業ブログ

カーライフを満喫するために副業をやってみた走り屋の日記。

「気遣い」と「思いやり」

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この前、友達とご飯を食べていたときのこと。

 

私「『気遣い』と『思いやり』って違うよね」

友「あー・・・まぁちょっと違うかな・・・?」

 

 

なんていうふとした会話。

 

友「あ、あれじゃない?気遣いは相手に伝わるけど、思いやりは相手には気づかれないようにするよね」

私「確かに・・・確かに!それや!!」

 

 

今までいろいろ考えてた。

 

気遣いと思いやりは違う。

けどその違いが上手く表現できない。

 

それが、友達の言葉をきっかけにすとん、と腑に落ちた。

 

 

 

気遣いをする関係って、基本的にお互いの「距離」はそこまで近くないと思う。

 

お客さんとか、同僚とか、ご近所さんとか。

 

 

「〇〇さんもお忙しいでしょうから、また今度でいいですよ」

「すみません、お気遣い有難うございます」

 

 

コレはまさに気遣い。

 

相手のことを考えて予定を譲る。

譲ってもらえて助かった、ラッキー。感謝感謝。

 

「私はあなたのことを考えてますよ」というサイン。

人間関係を円滑にする良いモノです。

 

 

でも、これがもっと近い距離の人だったら??

 

「明日デートしようよ」

「あ、明日は午後からバイトはいってる・・・」

「そっか、じゃぁデートはまた次の休みにしようか」

「うん・・・ごめん・・・」

「いいよいいよ、しょうがないよ」

 

 

同じ気遣い。

だけど、これってちょっと違うと思うんだよね。

 

これって、距離が近いからこそ

「誘って貰ったのに断ってしまった」

っていう負い目を相手に与える可能性がある。

 

場合によっては

「諦めちゃうんだ・・・バイト先に相談したら誰か変わってもらえるかもなのに」

なんて思われてしまうかも。

 

 

じゃあ思いやりって??

 

例えば、事前にバイトのシフトを把握しておくとか。

 

「次の日曜って休みだったよね?デートいかない?」

 

みたいに。

 

 

デート行きたい、相手の予定を調べる、誘う。

小さなひと手間。

そこに「思いやり」があったことに気づかない人のほうが多いんじゃないだろうか。

 

 

「相手のためを思って、悟られないように行動する」

 

それが「思いやり」なのかなと。

 

 

難しい。

難しいことだと思う。

 

そもそも「相手のためを思う」っていうのが難しい。

人間それぞれ考え方も感じ方も価値観も違うから、結果として相手のためにならない可能性もある。

それをよく考えなきゃいけない。

 

それに、「悟られない」ってことは基本的に「感謝」「お礼」「見返り」を全く期待しない行動ってこと。

自分の思慮は、相手への無償の提供になる。

 

お礼がなくて当たり前、下手したらよく思われなくて逆効果かも。

それでも相手のためを思って行動する。

 

 

大変でしょう?笑

 

 

それをどこまでの相手にできるのか?

 

家族を思いやり。

恋人を思いやり。

友達へも思いやり?

すれ違った人にも思いやり・・・?

 

 

それだけ大変なことを、会う人全て対しては出来ないと思う。

 

でもその「思いやり」の範囲を広げていきたいよね。

 

「器が大きい人」ってそういうことかなーと思う。

 

 

気遣いを望む相手には気遣いを。

距離感のある人には気遣いを。

 

大事な人には思いやりを。

少しでも多くの人に思いやりを。

 

 

うーん、奥が深い(´-`)