思考と行動が一致しないとどうなるか。
昔よくテストでケアレスミスをしてた。
今思えば当時からそうだったのかもしれない。
最近は自分が抱えてる問題点とかを、ある程度認識、把握して認められるようになってきたと思う。
メインは「記憶力」の部分だけど、他にもあるわけで。
自分では
「Aさんちょっといいですか」
って言ってるつもりが、口では
「Bさんちょっといいですか」
って言っているとか。
学生の頃のテストでは
「この答えは①だ」
と思っているのにマークシートには ② をマークしてたりとか。
要は脳で思考していることと実際自分が行動していることが一致しないことがしょっちゅうある。
学生時代はそんなに気にならなかったし、問題にもならなかった。
ちょっと抜けてるとかそんなくらい。
「わーでたよ、頭と手が一致しない病だわー」
とかそんなこと言ってた気がする。
でも社会人になってから、結構それって致命的なことに気づく。
営業やってて、目の前で喋ってるお客さんの名前を間違えるとか。
倉庫で仕分けしててカゴAに入れるはずのものをカゴBに入れてるとか。
「間違えるわけない」
「絶対誰にでもわかる」
そんなようなことを平気でやる。
何がタチ悪いって、頭では正しくAさんはAさん、①は①と思ってるわけだから、自分では気づきにくいこと。
会話の相手が
「Aさん・・・?誰の話だ・・・?」
とか怪訝な顔をして初めて、
「あれ・・・?いま誰さんっていったっけ・・・?」
って気がつく。
テストの結果が帰ってきてから
「あれ・・・?ここって答え①だよな・・・?なんで②にしてるんだ・・・?」
って気がつく。
テストなんて見直しすれば多少防げたりするし、別に点数が悪くなるくらいで済むし。
でも仕事しててそれだと、取り返しがつかないこともある。
客を間違える、日にちを間違える、金額を間違える・・・
それを防ぐためにどうすればいいか。
結構どうしようもなくて、ほんとに何度も確認する、とにかく気をつけるくらいしかない。
でもそれじゃ生産性下がったり、周りに迷惑かけたり・・・
周りが理解あればいいけど、その間違いとか勘違いもあまりにもひどいと理解されない事がほとんど。
「そんなの間違えるわけない」
でも間違えるんだよなぁ・・・ だって正しいと思ってるわけだから、「コレで良いんだっけ?」みたいな疑ってかかってるときよりやっぱり注意力は下がってしまう。
それを防ごうとすれば正しいと思ってても常に自分を疑わないといけない。
それでもって記憶力もパッパラパーだから、なおのことタチが悪い。
結果何が起こるというと、自分自身の言動が信じられなくなる。
自分の意図しないように体が動くんだから、もうホント自己不信に陥る。
怖くて何もできなくなる。
もう「出来ない」「覚えられない」前提で生活するしか無い。
最近少しは、そういう自分の特性を受け入れられてきたけど、それでも「普通なら出来る」ことを「自分は普通にできない」っていうのは結構メンタル的にしんどい。
それを分かってもらおうとするのも難しいし。
「出来ない自分」を認めて、セルフイメージを上手く上げていける方法を探す毎日です笑