走り屋の副業ブログ

カーライフを満喫するために副業をやってみた走り屋の日記。

仕事との向き合い方。どこまで頑張る?

画像はイメージです笑

 

バイト先での話。

 

今は某密林の倉庫で働いています。

もちろん色んな人がいて、皆仕事のクオリティは人それぞれ。

そんな中、ちょっと面白いエピソードがあった。 

 

 

 

 

どこでもそうだと思うけど、できる人もいればできない人もいる。

 

その人(Aさんとしよう)は、どっちかって言うとできる人に分類される人かな?

休み時間にこんな愚痴をいってたんですね。

 

 A「あいつ仕事遅いしマジやる気ないよなぁ。見てるこっちがイラつくわ。」

 

ちなみにAさんも、言われてる人(Bさんとしよう)も、両方同じアルバイトの立場。

 

 

で、また違う日にこんなことがありました。

 

 

 上司「Aさん、Bさんと二人でこの仕事してください」

 

 

作業の時間が押してたり、人が多くて手が余ったりしてるときなんかは、通常一人でやる作業を二人以上でやることがある。

正直二人でやってもそんなにペース上がらないし、作業的に効率自体は良くない。

 

 

 A「いや、この作業を二人でやる意味がわからないです。自分ひとりでやったほうが早いし、遅い人に手伝われても迷惑です」

上司「まぁ・・・Aさん仕事速いからそうかも知れないけど・・・Bさんに教えてあげる意味もあるから頼むよ」

A「・・・わかりました」

 

すごいなぁ、めっちゃ仕事に対して責任感とプライドがあるんだなぁ・・・(´-`)

なんて思いながら聞いてました。

 

確かに結構ハイテクなこの倉庫、パソコンで管理されてるので一人ひとりの作業効率が数字で出される。

 

多分この人はその数字が下がるのが嫌なんだろうし、単純に見ててイライラするんだろう。

 

 

ちなみにその人の数字は、上から言われている目標ラインは軽く超えてる。

自分が見てる限り、全く手を抜くことなくベストを尽くしているように見える。

 

 

自分の作業効率の数字の高さに誇りを持ってるんだろう。

自分ができる限りの力を尽くして仕事に向かう責任感を持ってるんだろう。

 

すごいことだと思う。

だって時給で働いてて、どんなに頑張ったって給料があがるわけでもない。

それでも仕事に対してとても真摯に働いてる。

 

 

自分はどうかと言うと、今の仕事は「時給分だけきっちり働く」のが大前提。

自分の時間を切り売りするのが「アルバイト」ってものだと思ってる。

 

体を張って時間売るしか稼ぐ手段がないから、今このバイトで稼いでる。

 

「時給分の仕事を決められた時間こなす」っていう契約なわけだから、それ以上のことをする気は正直まったくない。

 

だから、上から言われている生産性はクリアする。

当たり前だけと遅刻しないで出社して、定時で帰る。

残業をすることもあるけど、もちろん残業代はでるし、都合が悪ければ残業も断る。

 

「すごいできるバイト君」ではない。

けど最低限やってるからクビにならないし、給料はもらえる。

 

 

本気出せばもっとできるかもしれない。

でもその本気を出すメリットってなんだろう?って思う。

 

まぁ会社は喜びそうだよね。人件費は変わらないのに生産性はあがる。

 

現場の上司に「いつもありがとう」とか「今日も数字すごいね」とか言われるかも。

 

周りからもそういう目で見られるよね。

 

Aさんは実際「すごいねー」とか「この作業教えて」とか周りからよく言われてる。

 

ようは周りから「評価」される。

逆に言うと「評価されるだけ」だと思う。

 

これがAさんが正社員で、この仕事が天職、一生ここで働く、って言うならそれはめっちゃ大事なことだと思うし、何一つ間違ってないと思う。

 

会社のために働くのが資本主義社会の「会社員」だし。

 

 

でもAさんアルバイトなんだよなぁ・・・

 

 

逆にデメリット。

 

単純に疲れる。集中力的な意味でも、体力的な意味でも。

常に全力で働いてたら家に帰ったら疲れ切ってる。

 

ていうか全力だったらそうなってないとおかしい。

 

それと、Aさんみたいに周りに対して不満が出てくると思う。

 

「俺はこんなに頑張ってるのに」

「俺はこんなにできるのに」

 

そんな思いがどうしたって出てくると思う。

そりゃ人間だからそう思う。

 

さっきは評価されるって言ったけど、そういう不満が口に出てたらそれを快く思わない人も出てくる。

 

ぶっちゃけ働いてる場所の空気が悪くなる。

 

「なにあいつ頑張っちゃってんの」

「あいつのせいで目標値あがるじゃんか」

 

とかね。

 

 

自分の場合。

 

程々にやってる分、頭の中でお気に入りの曲を脳内再生しながらノリノリでやってたり。

 

体は動かしながら頭の中で「あ、あの記事かこう」とか「次の休みはあそこに行こう」とか考えてたり。

 

作業と作業のちょっとした合間で、周りの人と「今日まじ荷物多いっすよね~」とか軽口言い合ったり。

 

 

会社に売った自分の時間を、いかに楽に楽しく過ごすか。

 

 

どっちが良いとか悪いとかの話ではないけども。

 

もしかしたらAさんの働きが認められて社員登用されたりするかもだし。

 

適当にやりすぎて自分がクビになるかもしれないし。

 

 

自分は今のスタイルを変えるつもりはないし、今以上を強要されたりしたら普通にやめると思うし笑

 

 

だって自分が本気を出すべきこと、誇りを持って取り組むべきことは別にある。

 

それでも許されるのが、アルバイトの最大のメリットだと思う。

 

 

 

まぁこれだけ書いて、ぶっちゃけ何かをするってわけじゃなく。

 

AさんはAさんのやり方でやるだろうし、自分は自分のやり方で。

 

ただAさんの働き方を見て、改めて自分のアルバイトに対するスタンスを再確認してみた。

 

 

願わくばAさんの本気とプライドが報われんことを。